土井英司『「伝説の社員」になれ!成功する5%になる秘密とセオリー』

「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー
 「キャリア」や「付加価値」に対して説いている本。という認識であっているだろうか。読んでから大分経ってからこれを書くので認識がぼやけてしまった。パラパラとめくる・・・うん、多分あってる。
 色々な気付きがちりばめられており、退屈な日々をおくる身には刺激になる。しかし、こういう刺激(自己啓発本を読んだり、セミナーを聴いたりという刺激)を受けて実践かつ継続できる人ってやっぱり5%くらいの割合でしかないんだろうな。継続するには習慣化するのが一番だって言ってるけど、具体的な手法に付いては触れていない。この本で一番核であるべき部分が抜けている。

自分をトコトン安く売り、その引きかえに、経験と実践の場を手に入れる。

ここぞという場所では、自分は安く売る。そのほうがあとで、何倍ものリターンがある。

若かろうと新入社員だろいうと、「経営者アタマで」で仕事をする。

最低限の利益を出すには、人件費は売り上げのおよそ三割程度に抑えるのが大雑把な経営の原則です。つまり、現在もらっている給料の三倍くらい売り上げることで、あなたはようやくその給料に見合う働きをしていることになります。

あなたは旅行やおしゃれや食べ物を提供するのが好きなのか、されるのが好きなのかを、もう一度良く考えてみてください。

「成功は何度かの失敗経験のあとに訪れる」

営業力があるとは、レバレッジが利くその一人を探し出すことです。

この仕事によって、相手にどんなメリットがあるか考える。

それゆえ、限られた金銭を何に使うかで、その人の価値観、人生観がはっきりするのです。

あなたに気づいてもらいたいのは、「受け入れられたい自分の長所」ではありません。「すでに受け入れられている長所」です。