長万部→函館

suzushige2005-09-05

つうわけで朝4時起きで長万部のバス停を出発し、函館へ向かう。朝は相当冷え込むので(シュラフから出られない、リアルに)缶コーヒーで体を温める。北から南へのルートは丁度長い下り坂で非常に楽でした。
昼過ぎに函館に着き、帰りの寝台車北斗星の切符をとる。チャリを荷物としておくろうとして*1ヤマト運輸、日通、佐川をあたるが料金が鬼高い。大体俺が函館から東京まで寝台で行くのと同じくらい。道端で困っていると、通りすがりの「俺も昔はチャリダーだった・・・」風のおっさんがチャリの解体の仕方を教えてくれた。旅の最終日にやっと自分のチャリをバラせるようになる*2。見ず知らずのボウズのために手を油まみれにして教えてくれたおっちゃんありがとう。Ⅰ(友人)情報ではゆうパックなら安いということなので、郵便局へ。荷物はもちろん、チャリもバラせば運べるとのことで早速バラバラに。組み立てが大変そうだなーこれ。で、郵便局の主任のTさんがえらい手伝ってくれました。かれこれバラしはじめてから伝票書くまで4時間近く*3、工具を貸してくれたり、荷造りを手伝ってくれたり。しかも本当はゆうパックで自転車はギリギリアウトかもしれないのだが、なんとかしていただいたり。本当によい職員さんのいるところで良かったです。これは他の郵便局じゃ多分断るよ〜と言ってました。今日中に列車に乗らなければならない坊主どもに同情してくれたらしい。つうわけでチャリダーの皆さんはちゃんと輪行袋を買いましょう。最後にTさんを含めて皆で写真を撮る。最後まですんません。
飯を食べに行く。10時間近く何も食べていないので何でも食べられる気がする。金森赤レンガ倉庫のある十字街まで市電に乗り、お土産を買ってからラッキーピエロへ。ふとっちょバーガーが俺らの食欲を満たしてくれそうなので、目当てのチャイニーズチキンバーガーをあきらめてそれに。ブランコに腰掛けて待つこと数分、店員がチャイムを鳴らしながら運んできた。これハンバーガー?「ご健闘をお祈りします」とかいって店員は去っていった。一日限定20食らしいが3人揃って食えるとは・・・。もはやこれはハンバーガーではない。目にしただけでどう食っていいのか混乱する。無我夢中で食べた気がする。バンズが甘くて美味い。イカスミソフトを食うなら普通のバニラのほうがいい気もする。
寝台列車北斗星の中で、旅の終わりの乾杯を冷醸(ビール)でする。全然苦味が無く、すっきりしていてほのかに甘い。これ本当にビール?クラシックよりも好きかもしれない。電車のガタゴト音をBGMに就寝・・・。

*1:甘ったれチャリダー

*2:甘ったれチャリダー

*3:へたれチャリダー