2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

count down japan 06/07 vol.2

■zazen boys=いやー相変わらずすごい演奏力。カシオマンのギターといいヒナタのベースといい、もうバンド全体でガッチガチにあっている感じ。「半透明少女関係」がすごく良かった。向井の目が明らかにイッてしまった感があった。 ■RYUKYUDISKO=人がいっぱ…

count down japan 06/07 vol.1

寒い中、幕張行ってきました!今年はライヴ会場が東京・大阪になったり、ステージが一つ増えたりと大分大きくなりました。フェスの認知度もどんどん上がってきて*1、色んなお客さんが来ているっつうのはなんか複雑な心境です。多くの人が楽しめるのはいいこ…

フランク・ダラボン「ショーシャンクの空に」

加門幾育「eiko」

エキサイティングか退屈か、といったら退屈な内容。主演が麻生久美子だったから最後まで観たけれど、ストーリーよりも雰囲気で魅せる感じの作品。主人公がどれだけ不幸な境遇に陥ったって、全くリアルな感じがしない。作り手の意図なんかなー。

犬童一心「ジョゼと虎と魚たち」

シーンの切り替えがとても柔らか。賛否両論だけど、個人的には好き。個人によって度合いは違えど、男はやっぱり恒夫の気持ちがわかるような気がする。これくるりの音楽よく合ってるなー。しかし「青い春」といい新井浩文ってこんな役ばっかりなのか。 映画の…

クリント・イーストウッド「硫黄島からの手紙」

マシンガンの音が頭から離れなくなる。戦争という特殊かつ極限な状態では、正義とは一体何なのか掴みにくい。が、実生活においても正義とは一体何なのか掴みにくいものなのかもしれない。正直な話、2時間はしんどい。登場人物それぞれの想いが重いゆえに。…

山崎貴「ALLWAYS 三丁目の夕日」

年の瀬にこれを観るとかなりグッとくる。吉岡秀隆、堤真一、小雪、もたいまさこなどなど実力派が目白押し。テレビに群がる場面や指輪の場面が印象深かった。戦後復興猛ダッシュで急成長してきた日本だけど、本当の豊かさって一体なんなんだろうな。

川島蓉子「ビームス戦略」

「戦略」を謳いつつも、あまり「戦略」に即した内容では無いように思う*1。事柄を調べあげたのはいいが、自分なりに消化しきれてない感じがする。ビームスはシップスに次ぐ老舗のセレクトショップだとか、ビームスの重役が抜けてユナイテッド・アローズ設立…

ジム・シャーマン「ロッキー・ホラー・ショー」

ミュージカルなのかホラーなのかコメディなのか全くわからないゴッタ煮的映画。B級、悪趣味、ナンセンスだけど、どこか面白い、といったような感じ。全編にSF、怪奇映画のパロディが含まれているみたいだが、ドラキュラとフランケンシュタインしかわからなか…

豊田利晃「青い春」

なんつうか、わからん。つまらなかった。こういう高校生活を送らなかったというのもあるのだろうけれど、なによりまず画と音楽が全然合ってない。ミッシェルならミッシェルの音楽、松本大洋なら松本大洋の作品、で、楽しむべきなのに。無理矢理くっつけたら…

フランク・ロッダム「さらば青春の光」

「イージー・ライダー」や「アメリカン・グラフィティ」と並ぶ(並べていいのか知らんが)音楽映画。取りあえずwho好きな人は見て損はしません確実に。とにかくモッズカルチャーがギュウギュウに詰め込まれている。モッズ・コートは好きだけど、あのゴテゴテ…

トーベ=ヤンソン「ムーミン谷の十一月」鈴木徹郎・訳

ムーミンシリーズであるのにムーミン一家が全く出てこないという異作。偏屈者のスナフキン、神経質なフィリフヨンカ、自分を変えたいヘムレン、空想癖のあるホムサ、自由奔放なミムラ、すべてを忘れてしまったスクルッタがムーミン谷で奇妙な共同生活をおく…

一本気@朝霞

埼玉三大ラーメンの一つとかいう一本気に行ってきました。しかし、ラーメンの部は昼のみで、夜は定食だけとのこと。悔しいから定食食べてきました。豚角煮定食900円、鶏かつ定食830円。高いけれどそれ以上の美味さがあった。まずみそ汁からして美味い…

原田宗典「新人だった!」

著者の青年時代に焦点を当てた、エッセイとも小説ともとれる自伝的内容。こういう青臭くて、どこか爽やかで、それなりに笑いもとれる文章ってずるいと思う。悔しいわー。早稲田の学生だったので、早大生は読むと地理とかよくわかって面白いかも。買おうかな…

DEATH NOTE〜the last name〜

ゼミ合宿のケース・スタディで午前中に脳みそを酷使した後、午後は映画でDEATH NOTE。あんま寝てないし、頭がパンクしてまう。 藤原達也の演技とか、CGの死神とか違和感あったけれど後半は大分慣れました。原作読んでないほうが面白く感じるのかもしれない…

中畑貴志「コピーライターの仕事」

以前から漠然と興味は持っていたのですが、最近広告関係の方のお話を生で聞ける機会があり、最初はコピーライターからスタートしたと仰っていたので「一丁調べてみっか!」というノリで読んだ本。面白かった。中畑さんて音楽ライター関係の本も書いていた気…

クッキー・カウント

髭のアルバムを貸してもらう。サンシャインシティのコールドストーンが食べたい!ということで向かうもめっちゃ行列。これ何分待ち?女子高生がたくさん。スタバにでも行くべということでエスカレーターを上がるとナンジャタウンがあった。ので、入る。あれ…

岡本太郎「自分の中に毒を持て」

タローさんからのメッセージがぎっしり。全て共感できるかどうかは難しいけれど、とりあえず刺激になることは確か。ていうかコイツ小学生の頃からツルゲーネフとか読んでたのか・・・。目から鱗というか、世の中の見方が少し自由になる感じの内容。言葉遣い…

村上春樹「羊をめぐる冒険 下」

終わった・・・。不吉なカーブといい、前作のピンボール工場といい、この作者は無機質な怖さを描くのが上手い気がする。 僕に必要なのは数字で正確に表せるリアリティーなのだ。 「しかし父親は七十三になって、羊はまだみつかりません。それが存在するのか…

BaseBallBear ニッポン放送公開収録

例のごとくチケット当選したので行ってきました。ますますカッコ良くなっていってる音。来年、再来年には大ブレークしたりするのかなあ。

コーラ鍋

R25に載っていたので作ってみました「コーラ鍋」。こらそこ気持ち悪いとか言わない。世界で一番最初にナマコ食べた人に失礼でしょ。 レシピ。4人分。白菜、半玉。豆腐、1丁。しらたき、一袋。鶏肉、気分。あとこれにシメジとかエノキとかネギとかニラとか…

羽海野チカ「ハチミツとクローバー」

「ハチミツ」*1も「clover」*2も聴いたことないのに「ハチクロ面白いよねー」とか言ってるやつは何考えてるんだ!と思って読んだら面白かったです。ちくしょう。iPod9000曲シャッフルしながら一気に10巻読んでしまった。作中のシーンと、ランダムに再生さ…

スナフキン語録「楽しいムーミン一家」編

昨年春にまとめたスナフキン語録が意外と好評だったので、今回は「楽しいムーミン一家」に焦点をあててまとめてみました。前回同様、俺が個人的に良いなあと思ったものだけをピックアップしたので、作中の全てのスナフキンの台詞が網羅されているわけではあ…

リチャード・カーティス「Love Actually」

クリスマスの恋愛映画って毒にも薬にもなる気がする。 キーラ・ナイトレイが2歳年下だと知ってびっくり。マジか!17には見えん! 登場人物19人はちょっと多すぎる気がする。そのぶん時間も長くなるし。ただオープニングとエンディングの絡みを考えると…

村上春樹「羊をめぐる冒険 上」

鼠をめぐる初期三部作の完結編上巻。この著者の比喩表現は得てして言い得て妙なものだが、この作品中では大分トンガった比喩が多く出てくる。実験的というべきか。いとみみず宇宙って何だ。 「本当にしゃべりたいことは、うまくしゃべれないものなのね。そう…

ジョージ・ルーカス「アメリカン・グラフィティ」

初っぱなからビル・ヘイリーが流れ、バディ・ホリーやビーチ・ボーイズ、チャック・ベリーなど50年代オールディーズが続く。ビートルズ以前のロックンロールが好きな人にはたまらないはず。都会と田舎との差異はあるが、この青春っぽさは「スタンド・バイ…

生活の複雑性

俺がピアスを開けないのも、ベルトを締めないのも、煙草を吸わないのも、カバンを持ちたがらないのも、全ては生活が複雑になることを避けているからなのかもしれない。と帰り道に思った。だけどそんなやつはブログなんて書かないか。

原田宗典「元祖スバラ式世界」

深刻方面をスルドク避けて能天気な明るい方面へひた走るエッセイ集 という書評はなかなかに的を射ている。なんつーか、自虐とスレスレの笑いなのかもしれない。一歩間違えば単なる自虐を見事に笑いに昇華させているバランス感覚はすごいと思う。この著者はど…

原田宗典「青空について」

詩集というものはなかなかコメントしづらいけれど。疲れるけど、共感できるような感じ。読んでいるときの精神状態とか結構重要なのかも。