2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

穂村弘「もうおうちへかえりましょう」

「世界音痴」に続く穂村弘のエッセイ第二弾。ここから「本当は違うんだ日記」に続くのかな?哀愁漂い脱力した不思議な語り口と、静かに過激なシュールさ満点の内容は変わらないが、後半で「言葉の戦後性」や短歌論などの少し真面目な話、はたまたマニアック…

春の風に舞う花びらに変えて

夜桜は寒いっす!防寒対策として毛布とかダンボール敷いたりとか工夫が必要かなあ。あといくらオヤジ臭いと言われようと熱燗とか良さげだと思われます。はい。熱燗。別のグループがやっていたけれど、焚き火とかもいいかもね。あと夜桜はライトアップされて…

冬が寒くって本当に良かった

新潟県妙高高原赤倉温泉スキー場くまどーゲレンデにはHG(ぽい人)がいます。素敵な気さくな兄ちゃんで皆で記念撮影をお願いしても快くオーケーしてもらいました。ポージングも様になっている。すごい。トラベルインのツアー。24日の夜にシャトルバスで新…

太宰治「人間失格」

旅先で少しずつ読みながら今日読み終えました。読みやすいねこれ。主人公の葉蔵は傍から見ると単に不真面目な痴れ者でまさに「人間失格」な男だけれど、内面に迫ると逆に真面目すぎる男なのかもしれないな、と思った。あとがきの太宰についてあれこれ書かれ…

穂村弘「現実入門」

生きる人間天然記念物、穂村弘が未体験のアレコレに挑戦するというエッセイ。これよりも「世界音痴」のほうが断然読み物としては面白いし、「世界音痴」の内容を知っていると少し楽しいかもしれないのでそっちを先に読もう。歌人にしてサラリーマンで41歳…

帰り道ジェット

えーとタイからもどってまいりました。朝の便であります。旅日記は気が向いたら少しずつ更新したいと思います、うん。んで早速誘われるままライヴに行ってきました。エニミニとかショーサキとか出てました。帰国した日にライヴはキツイかと思ったけど案外普…

チェンマイ到着〜ひたすらトレッキング編〜

旅仲間MORIHIROの記述によると、アユタヤからチェンマイへは11時間かかったそうです。ガタンゴトン。目が覚めてから何故か気だるい。熱中症かなあ。とか思いつつチェンマイ駅をウロウロ。列車到着時はトゥクトゥクの運転手のキャッチがすごいと聞いたが、…

アユタヤ散策〜赤い月と寝台列車〜

ホテルで昨日と同じようにバイキング形式の朝食をとり、日本で言う京都的ポジションのアユタヤ散策に。 駅前にレンタサイクル屋があるらしいので探してみるも、レンタバイクしか見当たらない。トゥクトゥクの運転手がやたらアプローチをかけてくる。「アユタ…

朝。「昨日フロントで変な紙もらったなあ」と思っていた紙が、モーニングバウチャーであるという事実が発覚。ホテルで朝食。フライドライス?まあつまりタイ風チャーハンみたいなのがやたら美味かった。タイ米でチャーハンは美味しい。ツボ。スイカやパイナ…

そうだ、タイに行こう

始まりはいつも突然に。発端はいつも唐突に。「俺ら、もう象に乗るしかなくね?」ということでタイに行くことに。そういや去年北海道をチャリで一周するときのきっかけも何だったか思い出せない。旅ってのは初期衝動なのかもしれませんね。知らんけど。 シン…

村上春樹「ノルウェイの森 下」

なんつうかこの作品ってちょっと文体が男臭くないっていうか。比喩が女性作家にありそうな感じで。でもそのわりに無機質だが現実的な性表現は多いわけで。不思議な作品でしたね。結局「俺らはみんなどこかしら壊れている」といったことが一貫したメッセージ…

SOUND SHOOTER

ZeppTokyoで写真家、橋本塁に関わりのあるアーティスト達がライヴ三昧。ということで行ってきましたサウンドシューター。プチフェスっぽくて楽しい。ただ転換の時間が長くて少しだるかった。まあスクリーンに映った写真をたくさん見てほしい、との意図っすね…

大槻ケンヂ「愛の履歴書」

フフフ、イエロートラッシュ(貧乏黄色人)の皆さんお元気ィ〜?おや?スーパー銭湯でつかの間のリラクゼーションですか。よいですな。ミーは薔薇を浮かべたスワン型のジャグジーで、マイケル・ジャクソンと小豆相場の商談をしているところ。もちろんアンジ…

蝶々「おじさまバイブル」

カリスマホストがいればカリスマホステスもいるもんっすねー。ということで銀座小悪魔作家、蝶々の「おじさまバイブル」。夕刊フジに連載されていたコラムをまとめたものらしく、瞬殺で読み終えられます。 着メロにJ-POP、恥を知れ。 などと辛口でズバッ言い…

疲れた身体がときめいて あなたの姿に高鳴って

午前中。amazonに注文していたレコードプレイヤーaudio-technica AT-PL30 レコードプレーヤー出版社/メーカー: オーディオテクニカメディア: エレクトロニクス購入: 5人 クリック: 13回この商品を含むブログ (16件) を見るが届く。ちょこちょこっといじって…

なかにし礼「赤い月 下」

ふはー。気が向いたらちゃんとあれこれ書きます。

ハナレグミ「日々のあわ」

SUPER BUTTER DOGのヴォーカル永瀬タカシのソロユニット、ハナレグミのセカンド。温かくもクセのあるヴォーカルがほっこりしたアコースティックサウンドに乗って心地好い浮遊感を楽しめる。今日ひょっこり入ったカフェで延々と流れていて、店の雰囲気、春の…

梅もと@鬼子母神

鬼子母神近くのやたら庶民派な通りにポツンと佇むラーメン屋梅もと。庶民の匂いがプンプンして素敵。めっちゃ狭いカウンターは四人入るとキツキツ。奥には座敷があり壁には雑誌に取り上げられた際の記事切り抜きがぺたぺた。店主らしい人も「いらっしゃいま…

うららかSun

本日はお日柄も良く。池袋〜鬼子母神〜目白〜早稲田と徘徊しておりました。よく歩いた。 池袋ではHMVで色々と試聴してジュークボックスアーティスト: ベント・ファブリック出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2006/02/15メディア: …

ほしよりこ「きょうの猫村さん 1」

一時、巷で話題になった「きょうの猫村さん」。ようやく図書館から届く。脱力系かつシュールな内容は吉田戦車の「伝染るんです」に似たものがあるが猫村さんには毒が無い。それにともなってエッジの効いた笑いも無い。

てんで適当に夜は更ける

浪人していた友人に街でばったり会ったり「受験終了!」というメールが届いたり。もう春だなあ。みんな動き出す。 朝起きたら一年くらい音信不通だった旧友から「遊ぼうぜ!」というメールをもらう。明日の夜は自分バイトなので、急だけど今日飲むことに。で…

なかにし礼「赤い月 上」

冒頭の、 昭和二十年八月九日午後二時、牡丹江市警察署に一通の告発書がとどいた。 という一文に占める漢字の割合にたじろぎもしたけれど。「10冊のつまらない本よりは1冊の赤い月だよ」という言葉は嘘じゃなかったっす。面白い。 溥儀とか熱河とか国体護持…

Arctic Monkey「Whatever People Say I am, That's What I'm Not」

うーんこの楽曲センスは確かに騒がれるだけの程はあるかもしれない・・・。リズムパターンやら構成やら曲の進行がとてつもなくトリッキー。かといってハードロック・ヘヴィメタのようにダラダラ続くわけではなく、3分かそこらで終わるまさにポップな長さ。 …