川島蓉子「ビームス戦略」

ビームス戦略―時代の変化を常に先取りするマーケティングとは
 「戦略」を謳いつつも、あまり「戦略」に即した内容では無いように思う*1。事柄を調べあげたのはいいが、自分なりに消化しきれてない感じがする。ビームスはシップスに次ぐ老舗のセレクトショップだとか、ビームスの重役が抜けてユナイテッド・アローズ設立したとか、JJが女性自身の略だとかいう小ネタは全然知らなかった。また、年代別の流行がわかるのも面白い。教授に薦められてなんとなく読んでみたけど、「なんとなくクリスタル」ってやっぱり歴史的な作品だったんだな。

*1:ダジャレじゃないです