村上春樹「海辺のカフカ」

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

 まったく別の軸に存在する少年と老人が徐々に近づいてくる・・・この感じは「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」と少し似ている。が、なんかそれよりももっと複雑に伏線が張られている気がします。まあでもまた最後は「え?これで終わり?」みたいなことになるんだろうなあ。にしても下巻が楽しみです。