福井晴敏「川の深さは」
- 作者: 福井晴敏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/08/08
- メディア: 文庫
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「市ヶ谷」*1「桜田門」「赤坂」などの名称が飛び交い、なかなかすんなり理解できず読み飛ばしてしまった箇所も多数。やっぱりあえて難しい言い回しにしている文章はいやらしいなあ、と考えたり考えなかったり。(考えました)
「それがなんであってもよ……。することがあるってのは、いいよ……」
だが浅薄な自己欺瞞は摂取酒量の増加をもたらすばかりで、問題解決の一助にすらならなかった。
そしてそう思う人の数が一定に達した時、それはまぎれも無い事実として実効することになる。
ある意味で民主主義って、やっぱり洗脳の上に成り立っているんだろうなあ
人生なんて、実に簡単なことで根本から変えられてしまう。
自由を満喫するには、その何倍もの不自由が必要不可欠であるとわかるのに、多くの時間はかからなかった。
今日は、昨日よりマシな今日になったのか……?