東野圭吾「容疑者Xの献身」

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

 「ひがしのけいご」なのか「あずまのけいご」なのかよくわからなくて敬遠してきましたが、やっと読みました。「ひがしのけいご」さんでした。端的かつ明瞭な文体で読みやすかったです。
 母子家庭に離縁したダメ夫が迫る・・・っていうサスペンス展開はわりとありがちで、なんだかチープだなあと読んでいましたが、後半300ページから一気にひっくり返されました。
 確かに面白かったけど、そこまで大騒ぎするまでもなくない?と思ってしまう俺は推理モノと相性悪いのかな・・・