夏目漱石の「坊っちゃん」

坊っちゃん (日本名作選―明治の文豪編)
大学生にもなって「坊っちゃん」すら読んでいないことが発覚。押入れを整理していたらひょっこり出てきました。そういえば小学生の頃にクラスの女の子が読んでいたなあと思いつつ。あの頃は「本なんてぜってーつまんねー」とかほざいていましたが、いやいや全然面白いから。
内容。文章がすっぱりすっぱりで、読んでいて気持ちが良かったですね、やっぱり。どちらかというと「猫」のほうがヒネリが効いていて好きだったけど、この文体には惹かれるものがあります。あと当て字の絶妙さが素晴らしい。ガラクタを「瓦落多」とか。やはり天才。天才?