残念な話

HIGHWAY61(初回限定盤)(DVD付)

ついにメジャーに進出してきましたHIGHWAY61。全然騒がれていないけど。インディーズの頃と比べて青春パンク色が濃くなってしまった気がする。

アイツの言うこと聞いていた　嫌われないように　
つまらない　世界だな　屋上でハッパキメようぜ！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「本当の僕になりたい」

といったヨジレた歌詞もどこかへ行ってしまい。ハンパにダンサブルかつ健康青春甘酸っぺー路線になってしまった気がする。ブルハの影響思いっきり受けてるクセに輝かしい未来の歌とかうたうなや！とか、酷評するのはやっぱり昔のHIGHWAYが好きだったからなんかなあ。

パンクとは初期衝動である*1って誰か偉そうな人が言ってたのを思い出した。でもやっぱり、このバンドから汗とか涙とかのしょっぱさが消えてしまうのはすごい惜しいです。高校時代の俺にHIGHWAY61を薦めてくれたクラスメイト*2は元気だろうか。全然連絡つかないけど。早くインドに行って悟りを啓けよ！
追記。中島みゆきの「ファイト！」と、このアルバムに収録されている「サヨナラの名場面」があまりに似すぎているのでパクリ疑惑が浮上しているらしい。こんなしょっぱさは期待してねえよ。何やってんだよHW61・・・。

*1:SEX PISTOLSが短命で終わったように、THE CLASHが途中で分裂したように

*2:埼玉から河口湖まで、電車で片道500円以内で行った猛者。変人だったが数少ない尊敬できる友人の一人