本多孝好「Missing」

MISSING (双葉文庫)
これはミステリーなのか恋愛モノなのかサスペンスなのかよくわからへん短編集。めっさ、男の脳をふんだんに使って書き上げた雰囲気がある。名前見なくても、ああこれきっと男の人が書いたんだろうなってわかるような。同じ内容を書くにしても、作家が男か女かでかなり文体に差が出ると思われます。
で、内容。アメリカンジョークを交わす外人のように機知に富んだことを主人公に言わせたいらしいけどそんなカッコよく言えてない。頑張ろう。

みんな一人で生まれて、一人で死ぬんだよ

だから、怒られるのを恐れてたら、楽しいことなんて一つもできない