スピッツ、CYCLE HITS発売にあたり

やっと出すのかポリドール！最初からこうしときゃ良かったのに！といった感じです。スピッツがシングルコレクション出しますね。呪われた、とまでいったら言いすぎですが、いわくつきのベストアルバム「RECYCLE　Greatest Hits of SPITZ」はこれにて封印させられるらしいです。「RECYCLE」の発売をメンバーだけでなく所属事務所も反対していたってことは、レコード会社が一方的にリリースしたのかな。リアルタイムで知らないから弱いけれど。ベストのジャケにメンバーも出てこないし、曲順もリリースした順に並べてあるだけと非常に適当。「スピッツがベストアルバムを出すときは、解散するときかメンバーが死んだときだけです」とインタビューでも言ってたし。あいつら変なところで頑固だしな。
ただスピッツの一枚目に聴くアルバムとしては、入門編として非常にお手ごろなポジションにあった「RECYCLE」。これを聴いてスピッツを聴きだしたっていう友人が結構いるのも事実。スピッツはアルバム毎にカラーが結構違うから、「取り敢えずの一枚」としてベスト盤はありかな、でもなんならシングルコレクションにすりゃええのに。と思っていたところ、出ますねようやく。「空も飛べるはず」や「チェリー」を聴いただけで「スピッツ？ああ、可も無く不可も無くなギターポップね」と一蹴する人も減るのかな･･･。や、正直な話もうスピッツが結構こてこてなポップスだってのは認めます。ただブルーハーツの影響受けまくりな「おっぱい」（あんまエロくない）とかどんな性癖もってんだコイツ的な「ラズベリー」（エロい）とか聴くとこうポップな中にチラリと見えるロックがすごいグッとくるみたいな。毒入りのケーキみたいな。幼稚園児がマシンガン持って地下道走ってるみたいな。
段々何が言いたいのかわからなくなってきたけれど、つまりスピッツは無難にチャート入りして人畜無害みたいな感じで去っていくけど、実は結構キてるんだ！っつうのを言ってみたかったのかな･･･のかな？あれ？

参考に。http://spitz.r-s.co.jp/info08.html

「音楽と人」を読んで。やっぱりスピッツに武道館は似合わないよなあ。客観的に自分らを見れてる彼らはきっとまだまだ大丈夫。でかいハコでやらないっつうポリシーを貫いて欲しい。ただマサムネはツアー中に体調崩しすぎ。