江國香織「きらきらひかる」

きらきらひかる (新潮文庫)
高校の頃は相当な江國アレルギーだったのですが、最近治まってきたみたいです。「ホリーガーデン」が特殊すぎたのかな。てかやっぱりこの人の作品は、感覚で読む作品な気がします。よって内容に対してあれこれ語らず。
しかしポケベルやカセットテープ全盛の時代に、こういう話を書けるっていうのはかなりすごい気がする。これ世に出た当時はセンセーショナルだったんちゃうかな。

枝豆が食べたくなったので、近所の八百屋で買ってきて茹でる。

でも、どこかで現実と折り合いをつけなくちゃいけないでしょう?

あとがきから

素直に言えば、恋をしたり信じあったりするのは無謀なことだと思います。どう考えたって蛮勇です。

まあこのあとに素敵なオチがつくのだけれども。