count down japan 06/07 vol.1

suzushige2006-12-29

 寒い中、幕張行ってきました!今年はライヴ会場が東京・大阪になったり、ステージが一つ増えたりと大分大きくなりました。フェスの認知度もどんどん上がってきて*1、色んなお客さんが来ているっつうのはなんか複雑な心境です。多くの人が楽しめるのはいいことだとは思うけれど、これ以上大きくなってうまく回るのか、みたいな。主催者側の裁量がもろに問われるわけです。今回はステージ間を移動する際、通路が狭くて全然進まないってのがあったけど、不安はそれくらいか。
 ■くるり=のっけからワンダーフォーゲルが始まり、不覚にも泣きそうになる。くるりについては色々と思うことがあるゆえに。岸田みたいなSGが欲しいな。そしてやっぱり佐藤さん上手い。高音がごちゃごちゃしててちょっと残念。
 ■The ピーズ=くるり終わって走って向かったけど、そこまで盛り上がってなかったので移動する。残念。曲もよく知らないのだ。
 ■フジファブリック=ドラムが変わってから、以前ほどのったり感が無くなってキレが増した気がする。アレンジも結構しっかりしてたけど、「銀河」の難しいとこをちょっと端折ってたのが残念。相変わらずカナザワダイスケのキモさは健在。すごくクセがあるから、夏フェスじゃあまり見る気がしないんだよなあ。太陽の下で見たくない。夕暮れとかハマりそうだけど。
 ■REVERSLOW=昨年のカウントダウンがラストライブだったPENPALSのハヤシムネマサ率いる新バンド。曲調としては切ない感じなのに、トンガやタンバリンがたくさん入ってくるのでどこか楽しい感じがプラスされ、何とも言えずミスマッチ。
 ■WRONG SCALE=春に見た時よりもまとまってた気がする。相変わらずお洒落な音を鳴らしてるなあ。
 ■キャプテンストライダム=予想外に良かった。ギター3人なら細かいミスも音圧で消えてしまうのかもしれないけれど。楽曲はギターポップですごく良い。典型的な楽しいライヴ。ただMCはあまり輝いてなかったような。
 ■ACIDMAN=何も言うことはありません。新アルバム買います。ライヴDVDも買おうかな。ていうかファッション、動きともにサトマがマジカッコいい。まるでギターを弾くようにベースを弾く。
 ■凛として時雨=正直いって、たまげた。新人バンドながらめちゃくちゃ盛り上がってる。正直アウェーなんじゃないかと思ってたけど、全然そんなこと無かった。ドラムが際立ってスゴかった。スティックを回転させまくりながらスネア叩くし、マシンガンのようにロール回すし、最後にはドラムイス投げるし(ハイハットか?)で圧倒されっぱなし。
 ■奥田民生The Verbs=リクライニングスペースで寝ていると、民生の歌声が。走ってステージに向かう。「ルート2」を弾いていた。民生も自然な感じですごくお洒落だと思う。ギターミスっても笑えば許されるような愛らしいキャラクター、羨ましい。Verbsとダブっぽい曲もやっていた。
 ■勝手にしやがれ=東京の夜の男たちって感じ。シティ派でシック。真っ赤な照明もカッコ良かった。スカパラ目当てで皆ゾロゾロ抜けてったので、その波に乗る。
 ■東京スカパラダイスオーケストラ=た・の・し・か・っ・た!!ルパン三世のテーマも聴けたし。スカパラのギターはほんと好きなんだよなあ。もう会場はお祭り騒ぎ。幕末のええじゃないかみたいになってた。足がパンパンだわー。

*1:夏フェスとかファッション雑誌で特集組んでるもんなあ