大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン チョコ編」
今回はバンドの話が中心となってます。当時のアングラ・ロックシーンを知るうえで貴重な作品をオーケンはたくさん書いてるよなあ。と、無知な俺は目から鱗がポロポロです。あぶらだこってこんな前から活動してたんか。
ダダイズムとウルトラ怪獣ダダの関連もここで初めて知った笑。既成概念を打ち壊す、ねえ・・・。
アナクロと批判する読者もあろうが、ロックにはやはり「今までになかった価値観」を世の中に叩きつける義務があるのだと彼らは考えていた。
きっとそれは、あたしが映画や本の中でしか世界を知らないからだ。
虚構の世界の中で現実を学びとろうとする試みは、徒労だったんじゃないのか。
『自分のしてきたことがまちがっていたと気づいたら、誰だって、死にたくなるに決まっているじゃないか』