ロイ・アンダーソン「愛おしき隣人」

愛おしき隣人 [DVD]

愛おしき隣人 [DVD]

 早稲田松竹で二本立てだったので、観てきました。
 「スウェーデンの映画って初めて観たけど、なんだか陰気だなあ」とか思ってたらすやすや寝てしまいました。なので、ちゃんとした感想は書けません・・・。

 ヒステリックな人が多くて、ムーミンに出てくるフィリフヨンカ*1を思い出しました。北欧の人たちってみんなヒステリックなんだろうか。なこたないか。
 しっかり感情移入してみると、とても疲れてしまうタイプの映画だと思います。それだけに、映画館のスクリーンよりも自宅のDVDで観る方が楽なのかも。ちょっと物語から引いた目線から観ると、悲観にくれる登場人物が滑稽に見えてくる気もする。
 毎日を頑張って生きているうえでの悲観って、頑張らずに生きていての悲観と比べて美しい。気がする。

*1:神経質で、いつも「家の鍵をちゃんとかけてきただろうか?」的な心配をしている