東海林さだお『ショージ君の「ナンデカ?」の発想』

 この人ほんとうにいわゆる「どうでもいいこと(お風呂のフタとか)」に対してあれこれ考えて書いてるなあ、と思います。小学生くらいの頃に初めて読んだ時は「面白い!」て感じだったけれども、10年近くたった今では「論理的にどうなの???」と疑問を感じてしまう。嫌なオトナになってしまったのか・・・
 でもやっぱり、こういうくだらない(失礼!)エッセイというのは荒んだ時勢における一杯のあたたかいお茶みたいなポジションとして大切なような気もする。おおげさに言うと。

「五十を過ぎたらカオに責任をもて」

50歳を過ぎたら人間性が外面に出るようです。どうなんだろう。