ケリー・グリーソン『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』

なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 (PHP文庫)

なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 (PHP文庫)

 こういうノウハウ本って正直どうなんだろうと思いつつも、図書館で目につく場所にあったので読んでみた。
 内容は、能率的に仕事を片付けるためのtips*1集みたいな感じ。
 「すぐやる」「すぐ整理する」「すぐ計画する」etc...と、そんなん全部できたら超効率的になるのはわかってるわいという具合。こういうのって頭で理解しても、身体で覚えない(身に付かない)と意味がないけんね。といいつつも、あとがきで

ひとつだけ、新しい習慣を

と書いてあるのを見てちょっと好感が持てました。できることから一つずつ、大抵のことは諦めさえしなければ良くなるものだと思います確かに。

『蛙を二匹飲み込まなければいけないときは、大きいほうから飲み込むこと。それと、あまり長いあいだ見つめないことだ』

「相手がわれわれに期待している品質とは、どの程度のものだろうか?」

計画を描くことの目的は、イメージを描くことにある

「この世に粘り強さに勝るものはない。才能?才能があっても成功できなかった例は枚挙にいとまがない。天才?報われない天才という言葉は、すでに決まり文句になっている。教養?世のなかは教養ある浮浪者であふれている。粘り強さと断固たる信念だけが、無限の力を持つ」

効率を上げたいなら、すべてを覚えようとしない

*1:一般的には、ソフトウェアやハードウェアをうまく使うための小技という意味