スピッツの11枚目となる
スーベニア。これまでの何かをあきらめてふわふわと妄想している
スピッツから一転、非常に躍動感溢れる感じになった。といいつつ変態っぽいヒネリも健在。作詞家のマサムネとしてはは詩の雰囲気が変わったという実感はあまりないようだが、完全により多くのリスナーによりストレートに届くような言葉遣いになった。比喩表現もよりわかりやすいものとなり、
スピッツのファーストなどでみられる言葉のコラージュを聴いてきた人はやっぱり戸惑いを感じたと思う。ただ30才も終わりに差し掛かって
自分のスタイルを変えるおっさん(しかし若い・・・)マサムネもなかなか!昔が良かったと嘆く人もいるけど、今の
スピッツのポジティブっぷりも捨てたもんじゃないんじゃないかな。実際俺は初めて聴いて「そうか、
スピッツもやっとこういう曲をやるようになったか(偉そう)」と少し喜んだ。
クリティカルヒットは「春の歌」。遮るな何処までも続くこの道を♪