中村航の「ぐるぐるまわるすべり台」

ぐるぐるまわるすべり台
表紙のイラストがGOING UNDER GROUNDのジャケと一緒の人が描いてるんじゃないかな?と思ったらビンゴでした。宮尾和孝さん。
内容の話。すこしドキドキすることを虚無感で丁寧に包んだ感じ。バンドをやろう!っていう衝動はそもそも原色に近いビビットな色だと思うんだけど、作品中ではすこしくすんだ色でストーリーが進んでそこがすこしもどかしかった。っていうのは俺がまだまだ青二才だからなのかもしれんが。ストレートではない始まりの物語。ちょっと乾きすぎていて、読みにくい。また読むことはきっとないんだろうな。