宮崎駿「魔女の宅急便」

　ジブリが讃えられる理由として、ストーリーもさることながら音楽や風景の美しさっていうのもあるような気がする。キキが港町へ向かうシーンの音楽と風景が素晴らしくてジーンときた。幼少のころ見たっていうノスタルジアも、そういう感情に大きく関与しているんだろうけれど。「魔女の宅急便」は小学生のころ見たけど全然ピンとこなくて「なんか退屈な話だ」とさえ思ったけれど、この歳になってみるととても面白い。４月とか新生活始まる人が見ると、境遇的にけっこーハマるんじゃないでしょーか。