ubc-summer-jam'08 - empiricism　

suzushige2008-06-29

　ライブについて書くのはなんだか久々な気がする。

　早稲田のサークル主催のフリーライブイベントに行ってきました。生憎の雨ながらも、去年より多くのお客さんにびっくり。ドリンク代５００円で入れるんだけど、飲み物のカップを返却すると１００円キャッシュバックしてくれるのが嬉しい。

　１バンド目は「水中、それは苦しい」。
　
　名前だけは面白いという認識でしたが、ライブを観て名前以外も面白いと思いました。いわゆるコミックバンドの範疇に入るのかな？ギターとバイオリンとドラムスのスリーピース・バンドなんだけど、とにかくギタボの人が才能ありすぎる。あの言語感覚はもはや才能。

　MCには笑いっぱなしでした。ワンマンで行くのはアレだけど、フェスとか出てたら是非観たい感じ。

　２バンド目は「LOST IN TIME」。

　海北さん相変わらずええ声。列車とか教会通りとかセカンドアルバムを中心としたセットリストで、締めは手紙。MCで相変わらず真面目なこと言ってました。ずっと聴いてるとしんどいけど、たまーにすごく聴きたくなるLOST IN TIME。

　いやーやっぱり向井は断然シティ派だと思いました。どんだけカオスな音を鳴らしても、都会的な上品さというかよそよそしさは決して失わないあたりや、人を喰ったような淡々としたMCとか。これまでZAZEN BOYSで何度か観たけど、ソロもなかなか良かったです。バラード中心でした。

　トリは「曽我部恵一BAND」。

　相変わらずファンキーなおっさん達でした。やっぱりどこか昭和っぽいダサさが抜けきれない感じが◎。イェーッっていう感じの盛り上げかたとか、ね。サニーデイ・サービスの頃の「青春狂想曲」を聴けたのがめちゃくちゃ嬉しかった。

　と、まあ何気に「水中〜」以外は前にも観たことあるメンツだったということに今気づいたわけですが、なかなかに楽しかったです。ビールも美味いし！