YAMITUKI@西早稲田

suzushige2009-07-05

 パクチー入りのタイ風カレー屋さん。トマトと茄子のチキンカレーを食べました。
 辛さは「スタンダード」で頼んだら全然甘くてがっかり。「辛口〜大辛」くらいで丁度よかったんかな。
 辛くないと美味しいか美味しくないかよくわからないので、なんとも言えず。
 とりあえずトマトは美味しかった。ジューシー。チキンと茄子は普通。なんとも言えず。

醤道ver.心@さいたま市

suzushige2009-06-28

 環七通りの人気ラーメン屋*1、醤道の系列店。ジャンドウバージョンシンと読むらしい。バージョンて。
 店内は広い。カウンターで12席、テーブルで10席くらいある。カウンターに座ったら、隣の男が稲中卓球部を平積みしながら読んでいたので驚いた。奥の男の子はヘッドフォンしてマンガ読みながらラーメン食べてる。どうなんだそれは。という漫画喫茶行けよ的な雰囲気の男が2名いて驚いたという話です。
 ちなみにマンガはいいひと、ボウイ、クローズ、ドロップなど。全体的に不良系が多い傾向。どうでもよし。
 スタンダードの道ラーメンは680円。スープがかなり熱い。スープは熱ければ熱いほど良いと思っているので、なんだか嬉しい。麺はやや細くてそつがない。スープは動物系魚介系合わせの和風であっさりしている。水菜がシャキシャキしていて美味しい。チャーシューはかなり薄いがとろとろ。
 全体的にさっぱりしていて、にんにくよりコショウを入れたい感じのお味でした。
 金ラーメンシリーズが品切れになってて、ちょっと気になった。どんなんなんだろ。

*1:らしい

太宰治「女生徒」

女生徒

女生徒

 内省的。ある女生徒の日常生活と、彼女の脳内に浮かんでくることの羅列。懐かしくて切なくて冷たい。この冷たさがリヤル。
 短編集だったが、タイトル作品だけ読んで終わる。やっぱり太宰治は寝る前とか寒い日のお風呂の中などで読むべきであり、決してタイの夜行列車の中なんぞで読むものではない。と改めて感じた。そんなに読んでないのだけれど。
 昭和初期の「きっと」って、平成で使う「きっと」よりも強い語意を含んでいるんだろうなと感じた。

私たち、愛の表現の方針を見失っているのだから、あれもいけない、これもいけない、と言わずに、こうしろ、ああしろ、と強い言葉でいいつけてくれたら、私たち、みんな、そのとおりにする。誰も自信が無いのかしら。

まあ、まあ目立たずに、普通の多くの人たちの通る路をだまって進んで行くのが、一ばん利巧なのでしょうくらいに思わずにいられない。

嘘をつかない人なんて、あるかしら。あったら、その人は、永遠に敗北者だ。

自分の個性みたいなものを、本当は、こっそり愛しているのだけれども、愛して行きたいとは思うのだけど、それをはっきり自分のものとして体現するのはおっかないのだ。

美しい夕空を、ながいこと見つめたから、こんなにいい目になったのかしら。しめたものだ。

美しさに、内容なんてあってたまるものか。純粋の美しさは、いつも無意味で、無道徳だ。

強く、世間のつきあいは、つきあい、自分は自分と、はっきり区別して置いて、ちゃんちゃん気持ちよく物事に対応して処理して行くほうがいいのか、または、人に悪く言われても、いつでも自分を失わず韜晦しないで行くほうがいいのか、どっちがいいのか、わからない。

愛情の深すぎる人にありがちな偽悪趣味。

何か世の中から聞こう聞こうと懸命に耳をすましていても、やっぱり、何かあたりさわりのない教訓を繰り返して、まあ、まあとなだめるばかりで、私たち、いつまでも、恥ずかしいスッポカシをくっているのだ。

きっと、誰かが間違っている。わるいのは、あなただ。

村上春樹「中国行きのスロウ・ボート」

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

相変わらずメタファーがたくさん出てくる。

「良い世界には音楽なんてないのよ」

それから机の上にあるHBの長い鉛筆の軸を三本折った。べつに腹を立てたわけじゃない。何をすればいいのかよくわからなかっただけだ。

誰かが僕に会いたがっている。会えばいいのだ。

東京奇譚集

東京奇譚集

 1Q84が店頭で手に入らないから、というわけではないけれども村上春樹東京奇譚集
 夜更けに読むとちょっと冷んやりする。流石奇譚集。

「私たちはあるときにはむしろ、自らを生きさせないことを目的としてものを考えているのかもしれません。」

「職業というのは本来、愛の行為であるべきなんです。便宜的な結婚みたいなものじゃなく」

ジャンクガレッジ@東大宮

suzushige2009-06-07

 東大宮の二郎系ラーメン屋。黄色い看板に「ニンニク入れましょう」の文字は、道路を走る車から見てもかなり目立つ。
 14時を過ぎても店の前に20人近くの長蛇の列。ブラックサバスのTシャツを着た店員さん、セルフ・サービス給水器に貼ってあるレイジのステッカーなど音楽的にもハードな傾向がうかがえる。ただ、二郎系のわりに店内はとても清潔。素敵だ。真っ赤なカウンターに12席。
 ラーメンだけじゃなくてまぜそばが有名らしい*1ので注文してみる。
 アブラ以外全マシで頼んで若干食べられるか不安だったけれど、ペロリといただけました。ただ、ラーメンはトッピング無しでも相当な山盛りだったので、全マシで頼んだら確実に死ぬな・・・と隣の人を見て思いました。
 味はなんというか、B級。「世間はこれをB級というのか、なるほど」という感じ。インパクトはあって確かにまた食べたくなる味(化調が効いてるせいかもしれんけど)。ただ、20人待ちってのはきついなあ。

*1:正直よく知らない。ごめんなさい

サワディー@大宮

suzushige2009-05-17

 昨日パッタイ食べてからどうしてもタイ料理が食べたくなり、大宮で探してみました。怪しい階段を4階まで上ると見つかるタイ料理屋、サワディーです。このあたりでランチ500円は安い。
 店内はカウンターで12席くらい。コップやスプーンが可愛い。パカパオ(鶏ひき肉のバジル炒め)を注文。量は学生感覚としては少なめレベル。味はまあまあ*1。でも一人で切り盛りしている親父さんが「これがナンプラーでこれが一味。これが酢でこれが砂糖。お好みで足してね。あ、一味は日本の一味より数倍辛いから気をつけてね」とあれこれ親切に教えてくれる。
 雰囲気はとても良いです。今度はグリーンカレーを食べよう。

*1:とびっきりうまいわけではないが、とびっきりまずいわけでもない