村上春樹「ノルウェイの森 下」

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
なんつうかこの作品ってちょっと文体が男臭くないっていうか。比喩が女性作家にありそうな感じで。でもそのわりに無機質だが現実的な性表現は多いわけで。不思議な作品でしたね。結局「俺らはみんなどこかしら壊れている」といったことが一貫したメッセージなのか、果たしてそもそも読者に対するメッセージなんて無いのか。・・・なんか時間が無くて明らかに駄文すぎるので気が向いたらちゃんと書こう。でも下巻は上巻と異なり空気のようにサラサラと脳に流れてきてそこまで強いインパクトを受けなかったのも事実。